検査データ改ざん問題 三菱マテ子会社の社長辞任[2017/12/02 07:07]

 検査データの改ざん問題で揺れる三菱マテリアルの子会社「三菱電線工業」は村田博昭社長が社長を辞任し、代表権のない取締役に就任したと発表しました。

 三菱電線工業の村田社長は代表権のない取締役に降格し、新たな社長には親会社の三菱マテリアルの高柳喜弘執行役員が就任しました。社長交代の理由について、三菱電線は「経営体制の充実や強化を図るため」としていますが、データ改ざんの引責辞任とみられます。神戸製鋼から始まった一連の品質不正問題で社長が辞任したのは初めてです。

こちらも読まれています