“子育て支援”3000億円負担増に四経連会長が疑問[2017/12/06 19:45]

 経団連の榊原会長が受け入れを表明している子育て支援のための企業の3000億円の負担増について、四国経済連合会の千葉昭会長は疑問を呈しました。

 四国経済連合会・千葉昭会長(四国電力会長):「総理の言う趣旨はよく理解できる。ただ、それが経済界として2兆円のうち3000億円を負担する必要があるのかどうか」
 四国電力の会長も務める千葉会長は、経団連と開催した会合の後の会見で政府が企業に求めている3000億円の負担増について疑問を呈しました。経団連の榊原会長は受け入れを表明していて、地方との温度差が表れた形です。ただ、四経連の千葉会長は「広く言えば人材育成につながっていく」として、条件次第では協力する可能性も示唆しました。一方、連合が来年の春闘で賃上げの要求水準を4%とした方針について、千葉会長は「四国の企業全般から見ると非常に難しい」と慎重な姿勢を示しました。

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