鴻海傘下でV字回復 シャープが東証1部に復帰[2017/12/07 11:54]

 業績不振で東証2部に降格していたシャープは7日、約1年4カ月ぶりに東証1部に復帰しました。

 シャープは液晶事業の不振などにより、負債が資産を上回る債務超過となって去年8月に東証2部へ降格となりました。その後、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の子会社となり、債務超過を解消。昨年度は3年ぶりに営業黒字となるなどV字回復したことから、7日に東証1部に復帰しました。シャープの株価は2部に落ちた時と比べて4倍以上に上昇しています。シャープは今後、鴻海のネットワークを活用してモノとインターネットがつながるIoTの事業や、8Kディスプレーの分野を成長の柱としていく考えです。

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