「これなら安全」 経団連・榊原会長ら伊方原発視察[2017/12/07 17:05]

 経団連の榊原会長は、去年8月に再稼働した愛媛県の伊方原発3号機を視察して改めて原発の重要性を訴えました。

 経団連・榊原定征会長:「福島の事故の教訓をフルに生かして、二重三重の安全対策を施している。これなら安全だなという印象を強く持った。原発は重要なベースロード電源として、これからも活用していかなければいけない」
 経団連の榊原会長らは伊方原発を訪れ、原子力規制委員会の新規制基準に適合して去年8月に再稼働した3号機の使用済み燃料プールなどを視察しました。地震や津波など自然災害への安全対策について、四国電力の担当者から説明を受けたということです。経団連は先月、政府が進めるエネルギー基本計画の見直しに関する提言をまとめていて、エネルギーの安定的な確保に向けて原発の新設や増設を計画に明記するよう要望しています。

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