月を目指す日本のモノづくり これが着陸船だ[2017/12/13 19:13]

 日本のモノづくりの力で宇宙を目指すという想いを込めました。

 東京・銀座の能楽堂で発表されたのは、2020年に月面着陸を目指して開発が進んでいる着陸船のモデルです。実際の着陸船は、この5倍ほどの大きさになる予定です。開発を手掛ける会社が宇宙関連のベンチャービジネスとしては、世界最高額となる101億円余りを産業革新機構などから調達すると発表しました。
 ispace、袴田武史CEO(最高経営責任者):「地上でも資源がある所に人が集まって街ができて経済が回っていく。そういったことがこれから宇宙でも行われていく」
 2019年に探査機を月の軌道に打ち上げて、2020年には月面にも着陸させる計画です。袴田CEOは日本の持つ技術力で着陸船を小型化し、将来的には月に毎月の定期便を送る輸送システムを作りたいと目標を語りました。

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