「楽天」4社目の携帯会社へ 最大6000億円の投資も[2017/12/14 10:30]

 IT大手の楽天が自前の回線網を持つ携帯電話会社を設立し、来年1月にも総務省に電波の割り当てを申請する方針であることが分かりました。認可されれば国内で4社目の携帯電話事業者となります。

 楽天は現在、NTTドコモの回線を借りて格安スマホの「楽天モバイル」を運営していますが、認可されればNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに続く、自前の回線網を持つ4社目の携帯電話事業者となります。今後、2025年までに最大で6000億円を投じて、携帯電話の基地局の整備などに充てるということです。総務省は、警察や自治体などに割り当てている電波を順次、民間に開放することを予定していて、それを割り当ててもらうことを想定しています。楽天の新規参入が実現すれば、今後、既存の3社と料金引き下げ競争が加速する可能性があります。

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