タックスヘイブン税制 サンリオ 11億円追徴課税[2017/12/16 05:56]

 ハローキティなどのキャラクタービジネスを展開するサンリオは、東京国税局から申請漏れを指摘され、約11億円の追徴課税の処分を受けたと発表しました。

 サンリオによりますと、申告漏れの対象になったのは香港の子会社2社の所得約28億円で、追徴税額は約11億円だということです。今回の件は、租税回避地を利用した企業の節税を防ぐ「タックスヘイブン対策税制」の適用を受けたということです。サンリオ側は、「香港の子会社は事業実態があり、租税回避は目的ではない」と主張していて、異議申し立てをする方針です。

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