「ゴルゴンゾーラ、神戸ビーフ」名称保護 日EU交渉[2017/12/16 10:57]

 人気の高いチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」の名前が近い将来、イタリア産以外には使用できなくなります。「ゴルゴンゾーラ」風という名称も禁止されます。

 日本とEU(ヨーロッパ連合)は、先週に合意した経済連携協定に基づいて、お互いの地域に根差した食品の名称をブランドとして保護することを決めました。日本では、「ゴルゴンゾーラ」や「パルミジャーノ・レッジャーノ」など71品目の名称が使えなくなります。一方で、「パルメザン」や「カマンベール」などはすでに日本に定着している名称なので、引き続き使うことができます。日本からも48の品目がEUで保護されることになり、「神戸ビーフ」の名称で、中国産の牛肉を販売することなどが禁止されます。政府は2019年の協定発効を目指していて、発効から7年後に適用されます。

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