“経歴詐称”経産省の元参与 原発事故調でも不適切[2017/12/23 11:52]

 経済産業省の参与で医師免許を持ち、原発事故の調査委員会で「最高技術責任者」だったとしていた齋藤ウィリアム浩幸氏が参与を辞任し、経歴は事実ではなかったと謝罪しました。

 齋藤氏は「カリフォルニア大学医学部卒業」などといった経歴を詐称しているとネット上で指摘されるなか、先週に経産省の参与を辞任しました。その後、自身のブログで「医学部を卒業し、医師免許を得たという事実はない」と訂正しました。また、国会の福島第一原発事故の調査委員会で「最高技術責任者」だったとしていた経歴についても「調査にタッチしない『システム部門』の担当で、肩書は軽率だった」としたうえで謝罪しました。
 世耕経産大臣:「国際的に活躍されていて、その知見や人脈に期待して参与に任命した」

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