新年から食品値上げ相次ぐ 物流コスト上昇の指摘も[2018/01/05 17:24]

 今後、私たち消費者の生活にどのような影響があるのか見ていきます。生活必需品である食品の値上げが新年から相次ぎます。まず、小麦粉です。日本製粉など各社は4日から家庭用などを最大4%値上げしました。続いては、ごはんです。コメの値上がりを受け、「パック入りごはん」が、はごろもフーズで4日から最大13%値上げし、東洋水産では3月の出荷分から1パックあたり10円から15円値上げするとしています。また、アルコール類も引き上げられ、大手ビールメーカー4社は3月から4月にかけて、業務用の卸価格を10%ほど値上げする見通しです。さらには、ワインも4月から一部の商品が高くなることが決まっています。この物価が上昇している理由について、専門家は「原材料費の上昇や、また、トラック運転手の不足に伴う物流コストの上昇などが背景にある」とし、「今年は去年よりも物価が上がりやすいだろう」と指摘しています。

こちらも読まれています