大手企業トップら景気見通し語る 一段の株高に期待[2018/01/05 23:32]

 新年恒例の経済3団体による祝賀パーティーが開かれ、参加した大手企業のトップらが今年の株価予想や景気の見通しについて語りました。

 野村ホールディングス・永井浩二グループCEO(最高経営責任者):「経済全体は、為替が大きくぶれないという前提に立てば、基本的には非常に好調。このくらいの株価はおかしくない」
 三井住友フィナンシャルグループ・国部毅社長:「バブルかどうかというのは、例えば、日本の株価が日本の企業の業績の状況と比べてどうなのかということを見ればいいと思うんですけれども、今年の企業業績を前提にすると、2万6000円というのはバブルではない」
 トヨタ自動車・豊田章男社長:「(年末の株価は)2万7000円で。先行き、しっかりと持続的成長の路線はできたんじゃないのかなというふうに思っております」
 三井物産・安永竜夫社長:「一番心配なのはやはり中近東ですね。サウジアラビアの改革、それからイランのなかでの色んな宗教面での暴動も起こり始めていますし」
 大手企業トップが示した今年年末の平均株価の予想は、2万4000円台から3万円近くまでと、一段の株高を期待する声が相次ぎました。

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