全国の使用済み核燃料「むつ市に集める考えない」[2018/01/09 23:30]

 世耕経済産業大臣は、全国の原発から出る使用済み核燃料を青森県むつ市の中間貯蔵施設へ集めることについて「そういう考えはない」と否定しました。

 世耕経済産業大臣:「(Q.使用済み燃料が青森のむつ市に集約することは考えているのか?)そういう考えはありません。どこかここに集めろとか、そういうことは考えていない」
 現在、使用済み核燃料は電力会社がそれぞれの原発の敷地内で保管していますが、貯蔵量が限界に近付いていることから、別の場所で保管する施設の整備などが検討されています。こうしたなか、関西電力がむつ市の中間貯蔵施設に搬入する方針を固めたとの一部報道を受けて、宮下市長が7日、緊急会見を開いて「地域の気持ちを無視したやり方。到底受け入れられない」と拒否する考えを表明していました。

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