1月の月例経済報告 7カ月ぶりに基調判断上方修正[2018/01/19 18:35]

 政府は、1月の月例経済報告で、景気の基調判断について「景気は緩やかに回復している」と7カ月ぶりに上方修正しました。

 個人消費は夏以降の天候不順の下押しがなくなり、旅行やレジャーなどが回復傾向にあったことや暖房などの白物家電、さらにiPhone(アイフォーン)Xなどスマホの売れ行きが好調だったことから、7カ月ぶりに「持ち直している」と上方修正されました。また、雇用情勢についても、11月は有効求人倍率が1.56と1974年1月以来の水準で、失業率も2.7と1993年11月以来の水準に改善。このため、「着実に改善している」と2年1カ月ぶりに上方修正されました。政府は、景気全体について「景気は緩やかに回復している」として、去年の6月以来、7カ月ぶりに基調判断を上方修正しました。

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