「賃上げ3%」実現が焦点 春闘が本格的に始まる[2018/01/23 11:57]

 安倍総理大臣が求めている「3%の賃上げ」は実現されるのでしょうか。経営者側の経団連と労働者側の連合のトップが会談し、今年の春闘が本格的に始まりました。

 連合・神津里季生会長:「おととし、昨年、今年と底上げの旗を振り続けてきている。大手追従、大手準拠からの構造転換、ここに向けて労使の歯車が回り始めている」
 経団連・榊原定征会長:「(賃上げ)3%という社会的期待もあるが、そういった社会的期待も意識したうえで、(企業には)賃上げに対して前向きな対応をしてほしい」
 春闘に向けては、安倍総理が3%の賃上げを繰り返し要請してきました。これに応える形で、経団連はこれまで以上に積極的な賃上げを企業に呼び掛けています。一方、連合は4%程度の賃上げを求めています。好調な業績を背景に、各社がどこまで賃上げを実現できるかが焦点です。

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