出現率を実際よりも高表示 運営会社に措置命令[2018/01/26 23:34]

 人気ゲームの有料くじでめったに遭遇しないキャラクター、いわゆるレアキャラの出現率を実際よりも高く表示していたとして、運営会社が景品表示法違反で措置命令を受けました。

 人気ゲーム「キング・オブ・ファイターズ」を運営する中国の会社「アワ・パーム」は、ゲーム内の有料くじ「ガチャ」を購入した際に得られるレアキャラの出現する確率を「3%」と表示していましたが、実際の確率は0.333%でした。消費者庁はこれが景品表示法の「有利誤認」にあたる違法行為だとして、再発防止策の徹底などを求める措置命令を出しました。景品表示法での中国企業に対する処分は初めてだということです。アワ・パーム社は「厳粛に受け止め、再発防止に取り組んで参ります」などとコメントしています。

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