ネットから隔離せずに保管 580億円流出の原因は?[2018/01/27 11:45]

 仮想通貨を扱う取引所大手「コインチェック」から顧客の約580億円分が不正に流出した問題で、コインチェックはやるべきとされていたセキュリティー対策を実施していなかったことが分かりました。

 仮想通貨はインターネットから隔離して保管したり送金に必要な暗号を分割して管理したりすることが推奨されていますが、コインチェックでは流出した仮想通貨「NEM」について、技術面の難しさや人手が足りないことなどから対応が後回しになっていました。一方、東京・渋谷のコインチェック本社前には、一夜明けても口座を凍結された利用者が訪れています。
 利用者:「事実が知りたいというのと、あとはとにかくお金を返してほしいですね」
 コインチェックでは「補償を検討している」としていますが、被害に遭った人数や今後の対応については明らかになっていません。

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