「コインチェック」 不正アクセスで約580億円流出[2018/01/27 05:50]

 国内2位の仮想通貨の取引所「コインチェック」は、顧客の資産約580億円相当が不正に外部に送金されたと発表しました。

 コインチェック・大塚雄介取締役:「コインチェックのネムのアドレスから、5億2300万ネムが送信されました。検知した時点でのレートに換算すると、日本円で約580億円相当になります」
 今回、不正に送金されたのは「ネム」と呼ばれる仮想通貨です。送金は26日の午前3時ごろから複数回にわたって行われ、社員が昼ごろに気付いた時には顧客から預かっていた約580億円相当の仮想通貨のほとんどが不正アクセスで抜き取られていたということです。現在、他の取引所などの協力も得ながら送金された仮想通貨の追跡をしていますが、最悪の場合、顧客の資産が戻らない恐れもあります。問題の発生を受けて、コインチェックの本社の前には多くの投資家らが集まりました。

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