補償財源の説明不十分 コインチェックに立ち入り[2018/02/02 10:31]

 580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した問題で、金融庁は2日午前に不正アクセスを受けた仮想通貨取引所のコインチェックの本社に立ち入り検査しました。

 午前8時前、金融庁の担当者がコインチェック本社に立ち入り検査に入りました。金融庁はコインチェックから580億円相当の仮想通貨が流出したことを受け、先月29日に同社に業務改善命令を出しました。13日までに再発防止策などを報告するよう求めていましたが、発生原因や補償のための財源など説明が不十分なことなどから、期限を待たずに立ち入り検査に踏み切りました。
 麻生財務大臣:「利用者の保全等々を確実にするという観点から、立ち入り検査に着手した」

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