官僚のメール自動削除 石井大臣が早期導入を見送り[2018/02/06 11:57]

 国土交通省が今月から導入する予定だった官僚の公用電子メールの自動削除について、石井国土交通大臣は実施を当面、見送る考えを明らかにしました。

 石井国交大臣:「本年2月から(メール削除を)実施することも検討しておりましたが、新たなルールの職員への周知、習熟の状況を踏まえながら引き続き検討したい」
 石井大臣は先月19日、官僚のメールの自動削除について「1年経ったら削除するのは普通のこと」と述べ、今月から導入する方針を示していました。しかし、6日の会見では自動削除を「選択肢の一つ」とし、今月からの導入を見送っています。石井大臣はその理由について、職員の理解や習熟に時間がかかることや他の省庁の動向を見ることを挙げました。

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