日経平均一時700円超大幅反発 NYダウ急反発を好感[2018/02/07 11:47]

 6日に1000円以上、大幅下落した日経平均株価ですが、7日は一時、700円以上、急反発しました。

 (経済部・賀谷真実記者報告)
 6日の下げ幅を取り戻すかのように、取引開始直後から平均株価は大きく値上がりしました。ほぼ全面高の展開です。東京株式市場は午前の取引を6日より660円高い2万2270円で終えています。6日のニューヨーク市場でダウ平均株価が大幅に反発し、前日に比べて567ドル値上がりして取引を終えたことで、東京市場でも投資家心理の悪化に歯止めが掛かった形です。また、6日に決算を発表した日本企業の多くが好調で、業績の見通しを引き上げたことも株価の上昇を後押ししています。ただ、日本の相場はアメリカの乱高下に引きずられていることから、マーケット関係者は「アメリカの不安定な相場はまだ1、2カ月は続くとみられ、日本市場も油断はできない」と警戒の姿勢です。

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