“サビ残”最多業種「教育・学習支援」他業種の2倍[2018/02/08 23:35]

 「最もサービス残業をしている業種は何か?」。民間のシンクタンク「パーソル総合研究所」などが行った残業実態調査の結果が発表されました。

 東京大学・中原淳准教授:「子どものためであれば、生徒のためであれば、仕事をしたいと思ってしまう人が多いのではないか」
 民間のシンクタンク「パーソル総合研究所」と東京大学がサラリーマン6000人を対象に行った調査によりますと、日本で最もサービス残業をしている業種は「教育・学習支援業」でした。他の業種の約2倍の月平均12.26時間サービス残業をしているということです。また、調査では月60時間を超えて残業する人は、幸福度や会社での満足度が高くなる一方で、重篤な病気や疾患に陥る人が残業していない人に比べて1.9倍高いことが判明しました。過度な長時間労働は健康を軽んじ、突然の休職などにつながるリスクがあるとして注意を呼び掛けました。

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