“ベア”月額3000円 春闘へ電機各社が要求書提出[2018/02/15 23:31]

 日立製作所など電機大手各社は、今年の春の労使交渉の要求書を経営側に提出しました。

 日立製作所は春の労使交渉で、ベースアップに相当する賃金改善分として月額3000円などを盛り込んだ要求書を経営側に提出しました。要求内容は各社の労働組合で構成される電機連合の方針に沿ったもので、今後、労使での個別の交渉が本格化します。また、経営再建のために電機連合の統一交渉から離脱していた東芝は3年ぶりに、シャープは6年ぶりに統一交渉に復帰します。また、トヨタ自動車やホンダなど自動車メーカーも、各社の労働組合からなる自動車総連の方針に沿って月額3000円を求めています。今後、労使での交渉が進められ、来月14日に集中回答日を迎えます。

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