銀行発行のデジタル通貨でアイデア競う大会開催[2018/03/05 00:05]

 銀行が発行するデジタル通貨を使ってどんなサービスが可能になるのか、そのアイデアを競う大会が開かれました。

 三菱東京UFJ銀行が発行を検討している「MUFGコイン」は、従来のお金と違ってスマートフォン同士で自由に送金することが可能になります。また、送金の手間を省くために事前にルールを決めておけば、自動で送金してくれる利点などもあるということです。こうした機能を使った新しいサービスのアイデアを競う大会が4日に開かれ、決勝に残った9チームが最後の提案で競い合いました。賞金50万円を獲得した大賞には、スポーツ選手が金メダルなどの目標を達成した時に、事前に設定しておいたMUFGコインが報奨金として自動的に支払われるというサービスが選ばれました。この他にも、飲食店などの急なキャンセルを防ぐためにインターネットでの予約の際に前金として、自動的に店側にMUFGコインが支払われる仕組みなどが提案されました。

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