佐川国税庁長官が辞任へ 森友問題「混乱の責任」か[2018/03/09 16:50]

 森友問題が紛糾するなか、佐川国税庁長官が辞任の意向を固めたことが分かりました。

 佐川氏は、理財局長時代に森友学園への国有地売却を巡る文書について、「廃棄した」と国会答弁しましたが、価格交渉をうかがわせる内部文書が次々と出て、野党が辞任を要求していました。また、去年7月、国税庁長官に就任して以来、一度も記者会見を行わず、姿を隠していました。さらに、今月に入って決裁文書の書き換え疑惑も浮上していて、政府関係者は、「混乱の責任を取った」として佐川長官が辞任の意向を固めたことを明らかにしました。まもなく、持ち回り閣議で正式に佐川国税庁長官の辞任が決定される見通しです。

こちらも読まれています