無人ロボで海底探査 国際大会で日本チームが決勝へ[2018/03/22 23:43]

 海の中を無人で進むロボットを使った海底探査の技術を競う国際大会で、日本のチームが決勝進出を決めて会見しました。

 海洋研究開発機構海洋工学センター・中谷武志氏:「やるからには優勝を目指していきたい」
 日本のチームは「Team KUROSHIO」といい、海洋研究開発機構や東京大学生産技術研究所、ヤマハ発動機など産学官が参画しています。今年10月から11月に開催される決勝には、KUROSHIOを含めた9チームが進出します。無人で自立走行できる水中ロボットを使い、水深4000メートルの海域で24時間以内に250平方キロ以上の海底のマップを作り、目標物の写真を撮影する技術を競います。海洋探査の技術は、資源開発や地震の調査に応用できることなどから注目が集まっています。

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