リコー 連結業績見通しが1700億円の赤字 過去最大[2018/03/23 23:49]

 リコーは、2018年3月期の連結業績の見通しが1700億円の赤字になると発表しました。過去最大の赤字幅です。

 リコー・山下良則社長:「最大の赤字を計上するに至ったことには大きな責任を感じているし、その裏返しで早急な回復を実行していくと思っています」
 リコーは、アメリカの販売会社が2008年に買収した会社の価値を引き下げることなどにより、1800億円の減損損失を計上すると発表しました。2018年3月期の連結業績は1700億円の赤字となります。北米でペーパーレス化が想定以上に進んだことで、複合機などの保守やメンテナンスの機会が減って収益力が低下し、事業転換を進めることになったとしています。

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