「品位に欠ける」財務省セクハラ問題に財界から批判[2018/04/23 23:35]

 経団連の榊原定征会長は、財務省トップのセクハラ問題について「品位に欠け、不見識である」と強く批判しました。一方、メディアの取材方法についても疑問を呈しました。

 経団連・榊原定征会長:「真偽は別として、言葉にされる内容については、まさに品位に欠ける内容。国の政策のかじ取りに大きく関与する財務省、特に筆頭幹部として全くふさわしくない。財務省関連の不祥事が続いているなかで、このようなことが起きたのは、やはり極めて不見識と言わざるを得ないと思います」
 榊原会長はこのように述べ、財務省の福田次官のセクハラ問題について強く批判し、財務省に対して組織の意識改革に全力で取り組むことを求めました。また、野党が追及している麻生財務大臣の進退については「大臣自身が決めること」と述べるにとどまりました。一方で、マスコミの取材について「取材のためならどこにでも行くという姿勢が、マスコミに求められているのか」と疑問を呈しました。

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