家庭用チーズ値上げ 生乳価格や人件費“上昇”で[2018/05/01 08:00]

 5月1日から大手乳業メーカー各社によるチーズの値上げが相次ぎます。

 森永乳業は主力の「クラフト切れてるチーズ」など、家庭用チーズのほぼすべてとなる21品で最大6.7%値上げします。雪印メグミルクも1日の出荷分から「6Pチーズ」など59品を4%から17%値上げします。いずれも、店頭価格は10円から20円程度の値上がりとなる見通しです。また、両社とも一部商品で内容量を減らす、いわゆる「実質値上げ」も行います。原材料となる生乳の価格や人件費・物流コストの上昇が原因だということです。一方、持ち帰り弁当チェーンのほっともっとでは、主力の「のり弁当」を30円から50円値下げし、全国一律で300円とします。より手頃な価格を打ち出し、コンビニに対抗する狙いがあるということです。

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