第一生命 海外の石炭火力への投融資を停止に[2018/05/15 23:29]

 地球温暖化を防ぐため、第一生命は今後、海外の石炭火力発電所のプロジェクトに投融資しないと発表しました。

 第一生命ホールディングス・畑中秀夫常務:「先進国を中心に石炭火力発電についての意識が非常に高まっている。新規の海外については投資しないという判断に至った」
 2016年に発効した「パリ協定」をきっかけに、世界では二酸化炭素の排出量が多い石炭火力発電について、計画を見直す動きが広がっています。こうしたなか、第一生命は海外の石炭火力発電向けの投融資について、今後、行わない方針を発表しました。生保業界では、日本生命も新規の投融資を行わない方向で検討しています。一方、日本政府は2030年に総電力量の26%を石炭火力で発電する方針で、高効率化した発電所の建設が全国30カ所で計画されています。

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