秋田県知事が再エネ拡大に向けた環境整備を要望[2018/06/08 23:33]

 日本海での風力発電の計画を進める秋田県の佐竹敬久知事が経済産業省を訪れ、大手電力の送電線への接続など再生エネルギーの拡大に向けた環境整備を要望しました。

 秋田県・佐竹敬久知事:「前回もお願いした電力系統の接続の問題、スピードも調整しながら工期も短縮する指導してほしい。また、東北北部の高圧の空き容量がなくなってきている」
 佐竹知事は、洋上風力発電に関して国が進める促進区域の指定について秋田県への配慮を求めるとともに、大手電力の送電線へ再生エネルギーが接続できるよう運用の改善などを要望しました。世耕経産大臣は「地元の意見を聞きながら進めたい」などとしたうえで、「送電線の空き容量不足の対策や再生エネルギーを水素に転換する技術が重要」との見方を示しました。

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