スマホの“2年しばり・SIMロック”は違反 公取委[2018/06/28 17:03]

 携帯電話やスマートフォンの「2年しばり」契約や「SIMロック」を法律違反と指摘しました。

 公正取引委員会:「公取としてスイッチングコストを高めて利用者を不当に囲い込むような行為については、独占禁止法を厳正に執行していく」
 公正取引委員会は、携帯会社大手がスマホなどの契約で期間中に解約すると高額な違約金を求める2年しばりや4年しばりについて、「独占禁止法上、問題となる恐れがある」とする報告書を発表しました。SIMカードを他社の端末で使えないようにする「SIMロック」などと併せ、報告書は「他の携帯会社への乗り換えを断念させ、利用者の選択権を奪う」などと指摘しています。公正取引委員会は今後、携帯会社に対して改善を求めていく方針です。

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