東京電力 青森・東通原発の地質調査開始を発表[2018/06/29 17:05]

 東京電力は、建設が中断している青森県の東通原発について地質調査を始めると発表しました。

 東京電力HD・小早川智明社長:「本格的な地質調査を実施して参ります。準備ができ次第、工事をして参りたい」
 青森県の東通原発は、東日本大震災を受けて建設計画が止まり、その後、建設コストの増加などもあり、予定地は更地のままになっています。東電は、建設計画を他電力との共同事業とすることを目指していますが、調整は難航しています。年内に建設予定地の地質調査を始めることで、共同建設に向けて道筋を付けたい狙いです。
 東通村・越善靖夫村長:「地元としてもこれまでも再三にわたって1日も早い再稼働、そして、工事の再開を訴えてきている」

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