「まねっこビジネス」に注意 考案者は架空の存在[2018/07/06 23:20]

 「やることはまねをするだけ!」などとうたい、契約した人に多額の金銭を支払わせる業者について、消費者庁が契約をしないように注意を呼び掛けました。

 「株式会社きれい」はフェイスブックなどのSNSでネットショップのまねをするだけで多額の収益を得られるなどとうたった「まねっこビジネス」を宣伝していました。しかし、このビジネスを考案したとされる元すし職人・広田拓海、通称「匠のヒロ」は、架空の存在でした。また、匠のヒロがスマホを操作しただけで一日約3万8000円の収益を得たと語る動画も嘘でした。きれいは、まねっこビジネスが虚偽であることを認めたうえで、ネットショップ運営のマニュアル販売などで約3億円の売り上げを上げたと話しているということです。消費者庁は「誰でも簡単に稼げる」といった甘い言葉にだまされないよう注意を呼び掛けています。

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