上半期の企業倒産28年ぶり低水準 サービス業厳しく[2018/07/09 16:55]

 今年上半期の企業の倒産件数は、28年ぶりの低水準となりました。

 東京商工リサーチによりますと、今年1月から6月の倒産件数は4148件で、1年前と比べて119件減少しました。上半期としては9年連続で前の年を下回り、1990年以来、28年ぶりの低水準となりました。景気の回復に加え、金融機関が積極的に返済猶予などに応じていることが背景です。一方で、人件費や原材料費、家賃、光熱費など、コストも上昇傾向にあり、価格転嫁が難しいとされるサービス業の倒産件数が3年連続で増加、小売りは上半期として11年ぶりに増加に転じました。

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