東電 原発の事故以降自粛のテレビCMを7年ぶり再開[2018/07/18 15:05]

 東京電力は福島第一原発の事故以降、自粛していた宣伝用のテレビCMを7年ぶりに再開しました。

 東京のテレビ局で18日から放送されている東電のCMは、電気と都市ガスのセット販売を宣伝する内容です。東電は原発事故の廃炉や賠償の費用が22兆円規模に膨らむ一方、おととしから始まった電力自由化で約14%にあたる319万人の顧客が流出しています。7年ぶりのCM再開について、東京電力エナジーパートナーは「売り上げ目標の達成が福島の責任を全うすることにつながる」としています。東電のテレビCMを巡っては、新潟県で柏崎刈羽原発の安全性を主張する内容を放送して避難者から抗議を受けた経緯があります。

こちらも読まれています