海外で人気集める「UBER」 国内初の実証実験を開始[2018/07/22 07:01]

 アメリカをはじめ、世界65カ国約600都市で利用されている配車アプリ「UBER」が国内で初めてタクシー会社と連携して実証実験を始めました。

 UBERはスマートフォンを使ってタクシーを呼んだり、空いた時間に自家用車に客を乗せて運転してお金を稼ぐことができるアプリです。事前にドライバーが分かるほか、クレジットカードのみの決済で現金を使わずに利用できるので、海外で人気を集めてきました。ただ、日本では自家用車の営業運転は禁止されているほか、タクシー業界が強く反発していることから導入が遅れています。こうしたなか、今回の実証実験は移動手段が車しかない兵庫県の淡路島で、タクシー会社が配車についてのみ協力することで実現しました。実験は淡路島にある9社40台のタクシーで、来年3月いっぱいまで行われます。経済界からは「営業運転に関する規制緩和も行われるべきだ」という声も出ています。

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