TPP11加盟 EU離脱の英国が「強い関心」を表明[2018/07/31 19:11]

 アメリカを除く11カ国でのTPP(環太平洋経済連携協定)への加盟について、イギリスが強い関心があることを表明しました。

 イギリス、フォックス国際貿易大臣:「私たちはイギリスがTPP11に加盟する可能性は潜在的にあると思う」
 茂木経済再生担当大臣:「TPP11加盟への関心を表明したことを歓迎する」
 茂木大臣と会談したイギリスのフォックス大臣は、TPP11加盟への強い関心を伝え、茂木大臣はイギリスの加盟に日本は努力を惜しまないと歓迎しました。TPPは来年の早い時期の発効が見込まれていて、その直後から加盟を申請できるようになりますが、イギリスは来年、EU(ヨーロッパ連合)離脱を控えているため、その後から正式に加盟の意思を表明できることになります。もし加盟すれば、GDP(国内総生産)はTPP11カ国のうち、日本に次ぐ2位になるということです。一方、茂木大臣は会見で、来月9日にアメリカとFFR貿易に関する新たな協議を行うことを発表しました。日本側はアメリカが二国間交渉を求めてくる可能性を警戒していますが、茂木大臣は「国益に反する合意を行うつもりはない」としました。

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