大塚家具が身売り交渉 お家騒動以降イメージ悪化[2018/08/04 11:52]

 経営不振に陥っている大塚家具は自力での再建が困難な状況になり、身売りを含めた交渉を進めていることが分かりました。

 大塚家具は創業者で前の会長の大塚勝久氏と長女の久美子社長との経営権を巡る対立でブランドイメージが悪化し、深刻な顧客離れが続いています。関係者によりますと、大塚家具は投資ファンドや中国の家具メーカーなどに支援を打診してきましたが、うまくいかず、去年に資本・業務提携した貸会議室大手のTKPが増資を引き受けて経営権を握る案や、家電量販店大手のヨドバシカメラによる子会社化の案などが検討されているということです。大塚家具は「具体的に決定した事実はない」としています。

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