東芝の純利益が1兆円突破 半導体メモリー売却で[2018/08/08 17:05]

 東芝は2018年度の第1四半期の決算について、最終的なもうけを示す純利益が1兆167億円だったと発表しました。

 純利益を押し上げたのは、半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却益9655億円です。これにより前の年の同じ時期に比べて20倍となる1兆167億円となりました。一方で、本業のもうけを示す営業利益については、7億3000万円と90%以上減りました。東芝は今年11月に5カ年の経営計画「東芝Nextプラン」を公表する予定で、稼ぎ頭だった東芝メモリ売却後の収益をどう上げるかが課題となっています。

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