QRコード統一しよう…キャッシュレス普及へ初会合[2018/08/09 11:55]

 現金を使わずに買い物できる「キャッシュレス決済」の普及が進まないなか、2次元バーコード「QRコード」の規格を統一しようと初めての会議が開かれました。

 キャッシュレス決済は中国や韓国、アメリカで4割以上の支払いに使われているのに対して、現金決済が主流の日本では2割程度にとどまっています。利用が伸びない原因として各社のサービスや端末、決済方法がバラバラで、利用者もお店も対応しにくいことが指摘されています。こうしたキャッシュレス決済に使うQRコードを統一するための初会合が開かれ、金融業界や流通業界など合わせて127の企業や団体が参加しました。会議では統一するために必要な技術や手続きなどが話し合われ、今年度中に取りまとめられる見込みです。

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