日米FFRへ茂木大臣出発 厳しい協議必至か[2018/08/09 15:08]

 日本とアメリカで貿易について話し合う新たな協議「FFR」に向けて、茂木経済再生担当大臣がワシントンへ出発しました。

 9日にワシントンで初めて開かれるFFRでは、茂木大臣とアメリカ通商代表部のライトハイザー代表が日米間の貿易について話し合います。ライトハイザー代表は日本への貿易赤字を問題視していて、農産品の市場開放や自動車への追加関税などを求める可能性があります。さらに、二国間でFTA(自由貿易協定)の交渉を始めるよう迫るとみられています。日本は民間企業によるアメリカへの投資実績をアピールして理解を得たい考えですが、交渉は難航しそうです。日本はFTAを回避しつつ、アメリカの貿易赤字を解消する方法を探る方針です。

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