“有給チャンス”クイズ 親会社は2年前に把握[2018/08/24 19:16]

 自動販売機運営大手「ジャパンビバレッジ」の支店長は、クイズに正解しなければ有給休暇を取れないとするメールを部下に送っていた問題で、同社と親会社は2年前にこの問題を把握していたことが分かりました。

 この問題は、ジャパンビバレッジの支店長がクイズに正解しなければ有給休暇を取らせない「有給チャンス」と称するメールを部下に送っていたものです。親会社のサントリー食品は、おととし6月にこの問題を通報するメールを受け取り、ジャパンビバレッジに連絡したところ、ジャパンビバレッジにも同じ通報が届いていました。当時、ジャパンビバレッジが調査しましたが、有給チャンスというメールそのものの存在は確認できなかったとしています。ただ、この支店長には口頭で厳重注意し、支店長も「有給休暇を取りやすい環境をつくる」と明言していたということです。

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