原発事故から復興の象徴 洋上風力発電の撤去検討[2018/10/27 05:54]

 原発事故からの復興の象徴にしようと福島県沖に設置された世界最大級の洋上風力発電について、経済産業省は撤去する方向で検討していることが分かりました。

 2012年から商用化を目指して福島県沖で実証実験を続けてきた洋上風力発電は、故障続きで設備利用率が3.7%と目標の30%を大きく下回りました。直径167メートルの世界最大級の風車を持っていて、風車の撤去には十数億円かかるとみられます。今後、経産省が撤去方法や時期について検討します。

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