東海第二原発の再稼働 東電が1900億円支援へ[2019/03/05 11:55]

 首都圏に唯一ある東海第二原発の再稼働に必要な安全対策費用が3000億円規模に膨らみ、東京電力が1900億円を日本原電に支援する方針であることが分かりました。

 原発だけを扱う電力会社の日本原電は、所有するすべての原発が運転を停止し、東京電力などに支援を求めています。関係者への取材で、東海第二原発の再稼働に必要な安全対策費用がこれまでの倍近い3000億円に膨らむことが分かりました。このうち1900億円を東京電力が、東北電力や関西電力など4社が1100億円を支援する方針です。再稼働を見通せない原発を支援することに電力関係者からは、「株主の理解が得られない」などと疑問の声が上がっています。

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