「消費税の役割が一層重要に」 政府税調が答申[2019/09/27 10:05]

 政府の税制調査会は令和時代の税制の在り方に関する答申をまとめました。「消費税の役割が一層、重要になっている」と提言しています。

 政府税制調査会・中里実会長:「人口減少・少子高齢化など、経済のグローバル化が進むなか、消費税の役割が一層、重要になっている」
 答申では「現在の税制は高齢化などの影響により拡大する歳出を賄うことができておらず、その基本的な役割である財源調達機能を十分に果たせていない」としたうえで、財政の健全化には「歳出・歳入の両面の改革を継続していくことが不可欠」と結論付けました。そのうえで、国民が幅広く負担し、景気による税収の変動が少ない消費税が特に重要との考えを示しています。

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