日産きょうから新体制 “ゴーン前会長集中”を反省[2019/12/01 12:20]

 日産自動車は専務だった内田誠氏(53)が1日から社長に就任し、新たな経営体制になります。カルロス・ゴーン前会長の逮捕による混乱や業績の低迷が続いてきた日産の立て直しに取り組みます。

 日産は1日、内田氏が専務から社長に昇格します。ナンバー2のCOO(最高執行責任者)には元ルノー幹部のアシュワニ・グプタ氏(49)が就き、副COOには専務の関潤氏(58)が就きます。ゴーン前会長1人に権力が集中した反省から、集団指導体制がスタートします。大幅な業績不振やルノーとの関係改善など課題を抱えるなか、「3頭体制」でスピード感を持って経営を再建できるのかが鍵になります。

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