どうする財政健全化 「未来に責任」麻生大臣が決意[2021/04/07 15:30]

 新型コロナ対策で国の借金が増大するなか、有識者でつくる財務大臣の諮問機関「財政制度等審議会」が新年度初めての総会を開き、財政健全化に向けた議論を始めました。

 麻生財務大臣:「未来に対して責任を負っているので、我々としては厳しいかじ取りではあるが、やっていかないといけない」

 財政制度等審議会は経営者や大学教授などで構成され、中長期的な財政運営や予算編成についての意見書=建議を年に2回取りまとめます。

 7日の総会で会長に再任された榊原氏は、新型コロナウイルスの対応で債務残高が増大し、社会保障の受益と負担のアンバランスの是正などがますます重要だとしたうえで、「財政が抱える構造的な課題にしっかりと切り込みたい」と抱負を述べました。

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