「北朝鮮に慎重に対応すべき」米前国務次官補[2013/04/05 05:50]

 北朝鮮がアメリカへの挑発的な姿勢を強めるなか、キャンベル前国務次官補は、北朝鮮指導部の出方が見えないため慎重に対応することが重要と指摘しました。

 キャンベル前国務次官補:「現状を非常に深く懸念している。北朝鮮の新しい指導者に不安がある。アメリカと同盟国は落ち着いて、注意深く戦略的に忍耐を持って対応することが重要だ」
 オバマ政権1期目にアジア政策の責任者だったキャンベル氏は、アメリカが北朝鮮の挑発的な行動を真剣に受け止めるとして備えを進める一方で、北朝鮮の軍隊に大きな動きがないことを指摘するなど冷静に対応していることを評価しました。また、「対話のドアは開けておくべきだろう」として、北朝鮮との対話の道も模索していくべきとの考えを示しました。

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