尖閣“現状変える行為”に反対 日米が認識一致[2013/04/30 11:48]

 ワシントンを訪問中の小野寺防衛大臣はヘーゲル国防長官と会談し、中国が領有権を主張する尖閣諸島について、日本の行政権を侵す一方的な行動に反対するという認識で一致しました。

 小野寺防衛大臣:「(尖閣諸島の)現状の変更を試みる、いかなる力による一方的な行為にも反対する旨の内容について、ヘーゲル長官と確認をさせて頂きました」
 ヘーゲル長官は中国に対して、日本の行政権を侵すような一方的な行為には反対するというアメリカ側の考えを先週、北京を訪問したデンプシー統合参謀本部議長を通じて伝えたと述べました。また、会談では、アメリカの新型輸送機「オスプレイ」について、さらに12機を今年の夏、山口県の岩国基地に陸揚げした後、沖縄県の普天間基地に配備することが確認されました。

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