5年前に放火で…復旧した韓国・南大門が一般公開[2013/05/05 07:30]

 5年前に放火されて焼失した韓国の観光名所、南大門(ナムデムン)の復旧工事が完了し、4日に一般公開されました。

 韓国の国宝1号である「崇礼門(スムネムン)」、通称・南大門は約600年前の朝鮮王朝時代に建てられ、ソウル中心部の観光名所でした。5年前に放火され、楼閣の大半が焼失しました。25億円余りをかけた復旧工事は、当時の技術を継承し、延べ3万5000人の作業員が携わりました。
 観光客:「繊細かつ精密な先祖の技術で再建されたのを見て、感激です」「壮大に再建されて胸がいっぱいです」
 放火される前は消火器しかなかった防火設備も、今回、大幅に強化されました。多くのスプリンクラーや監視カメラが設置され、今後は24時間体制で警備員も常駐するということです。

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